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ユーブロックス、2015年度決算報告を発表

スイスのu‑blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表 仲 哲周)は本日、2015年度決算報告を発表しました。

プレス・リリース
平成28年3月25日
ユーブロックス  ジャパン株式会社


主な財務実績
売上と収益の両面で着実な増加を達成

  • 2015年連結収益は2014年の25.3%増となる3億3,830万CHF(スイスフラン)
  • 2015年は45.8%という着実な売上総利益率を実現。売上総利益が1億2,270万CHFから1億5,500万CHFへ
  • 営業利益(EBIT)は2014年の3,910万CHFの31.3%増となる5,130万CHF
  • EBITDAマージンは23.3%、EBITマージンは15.2%
  • 純利益は3,440万CHFの7.9%増となる3,710万CHF。2015年の純利益率は11.0%
  • 営業活動による正味現金は収益の22.1%に当たる7,470万CHF
  • 64.2%という自己資本比率の健全な貸借対照表
  • 資本準備金から1株当たり1.90CHFの配当額を年次総会で提案

収益と利益の継続的な向上
全 地域における伸びにより、2015年のグループ連結収益は2014年の25.3%増となる3億3,830万CHFとなりました。EBITの伸びはより顕著 で、前年比31.3%増の5,130万CHFとなりました。これは、当社の年度予測範囲の上端に当たる数値となります。

南北アメリカにお ける成長は堅調に推移し、収益は32.6%増となりました。これは、マクロ経済要因とは別に、当社の広範にわたる高性能追跡アプリケーション製品の需要増 加やモノのインターネット(IoT)に対する重要性の急激な上昇によるものです。当社の新しいLTE製品への関心の高まりおよびテレマティクスに重点を置 いた新分野への展開が、市場シェア増加と新規顧客の大幅な増加につながりました。

EMEA市場では、すべての地域とアプリケーション分野 (特に資産追跡と自動化)の拡張により、15.3%の成長を実現しました。車載テレマティクスの需要増加と車両のインターネット接続の増加傾向によっても たらされる新たなビジネス機会が著しく拡大しています。また、アジア市場では、26.3%という成長を遂げました。ウェアラブルやポータブルデバイスだけ でなく、自動車用アプリケーションの需要も依然として高くなっています。

主な製品実績
長年にわたり、当社はどのよう な要件にでも適合できるように設計された使いやすい製品の広範にわたるポートフォリオを開発しています。これには、IoTに大きく貢献するセルラー、近距 離無線、測位という3つのコア技術が含まれます。2015年、当社はこの3分野すべてにおいて重要な製品を投入しました。

  • セルラー製品
    高速データ転送とより広範囲を特徴とする4つのセルラー・モジュールを投入。
  • 近距離無線製品
    前年に発売した4つの製品のうちの2製品は、Wi‑Fi、Bluetooth、NFC搭載のマルチ無線規格の車載用製品となり、残りの2製品は、高度なマルチ無線能力を必要とするIoTアプリケーション用に特別に設計。
  • 測位製品
    2015年、L1帯域全体での受信を可能とする広帯域チップアンテナ搭載の小型で低プロファイルかつプラグアンドプレイのGNSS測位モジュールを発表。また、u‑blox M8の生産も強化。

将来の展望
当 社が「真に重要なモノのインターネット」と呼んでいる新しい現象が、ビジネスの事実上の推進力として確立されています。事実上無限となっているアプリケー ションの管理を合理化するため、高速と低速の両方を用いて、より多くのデバイスをインターネットに接続する必要性、そして新たなビジネスモデル導入に直面 しているお客様の数は増加しています。当社には、広範な製品を提供することで、こうしたお客様のニーズを満たす態勢が整っています。さらに、次世代型の近 距離無線やセルラー・アプリケーション規格の定義付けに貢献することで、業界における当社の主導的な役割を強化し、この目的のためにIntel、 Huawei、Vodafoneなどの業界大手と提携しています。測位製品もますます重要な役割を果たすようになってきており、これにはすべての関係者の メリットとなる相乗効果があると考えます。

収益の内訳
以下2つのセグメントを対象としています。

  • 測位およびワイヤレス製品
    自動車、産業、民生用アプリケーションで使用される測位・ワイヤレス接続のチップとモジュールを開発・販売しています。収益は2014年が2億6,980万CHF、2015年が3億3,800万CHFとなりました。
  • ワイヤレス通信技術サービス
    リファレンスデザインとソフトウェアの面でワイヤレス通信技術サービスを提供しています。ワイヤレス通信技術サービスの収益は、2014年が2,410万CHF、2015年が2,610万CHFとなりました(グループ内収益を含む)。

2015 年の総収益における拠点別の割合は、アジア太平洋地域が48.3%、EMEAが22.9%、南北アメリカが28.8%で、全地域で収益が向上しています。 アジア太平洋地域の収益は1億6,350万CHFで26.3%増、EMEAは7,740万CHFで15.3%増、南北アメリカは9,740万CHFで 32.6%増となりました。

2015年、総収益の約80%が65のお客様により生成されています。最大顧客からの収益は総収益の7%未満となりました。また、当社は5,200以上のお客様にサービスを提供し、新しい地域と市場にグローバル展開しています。

売上総利益の増加
2015年の売上総利益は1億5,500万CHFで、2014年の1億2,270万CHFと比較して26.3%増となりました。商品構成の変更などにより、2015年の売上総利益率は45.8%と、2014年の45.4%を上回りました。

流通およびマーケティング活動
事 業拡大により、2015年は流通・マーケティング費が増加しています。流通・マーケティング費用は、2014年が2,450万CHFであったのに対し、 2015年は2,770万CHFとなりました。収益における割合で見ると、2014年の流通・マーケティング費用は9.1%、2015年は8.2%となり ます。

製品の研究開発
R&D費用は、2014年が4,990万CHFであったのに対し、2015年は 6,500万CHFとなりました。収益における割合で見ると、2014年のR&D費用は18.5%、2015年は19.2%となります。割合の増 加は、資産計上されたR&D費用の一部が減損したことに起因しています。Lesswire社の資産の買収により、車載用の近距離無線の Bluetooth/Wi‑Fiベース無線通信におけるユーブロックスの地位が強化されました。

株式報酬
株式報酬費用は、2014年が330万CHFであったのに対し、2015年は440万CHFとなりました。

営業利益(EBIT)の成長率
EBITは、2014年が3,910万CHFであったのに対し、2015年は5,130万CHFとなりました。2014年から2015年の成長率は31.3%となります。2015年のEBITマージンは15.2%、EBITDAマージン23.3%です。

金融収益および費用
金融収益は100万CHFとなりました。期首にUR/CHFの為替レートが下落したことによる影響と社債発行が主な原因となり、金融費用は470万CHFとなりました。

表1:連結損益計算書

(単位:1,000CHF           

201512月期通期

収益における割合(%)

201412月期通期

収益における割合(%)

収益

338,341

100.0%

270,045

100.0%

売上原価

-183,323

-54.2%

-147,323

-54.6%

売上総利益

155,018

45.8%

122,722

45.4%

流通・マーケティング費用

-27,659

-8.2%

-24,525

-9.1%

研究開発費用

-65,033

-19.2%

-49,859

-18.5%

一般管理費用

-13,509

-4.0%

-10,131

-3.8%

その他の収入

2,474

0.7%

868

0.3%

営業利益(EBIT

51,291

15.2%

39,075

14.5%

金融収益

996

0.3%

4,546

1.7%

金融費用

-4,674

-1.4%

-658

-0.2%

税引前利益(EBT

47,613

14.1%

42,963

15.9%

法人所得税費用

-10,515

-3.1%

-8,566

-3.2%

親会社に帰属する純利益

37,098

11.0%

34,397

12.7%

営業利益(EBIT

51,291

15.2%

39,075

14.5%

減価償却費

27,421

8.1%

19,529

7.2%

EBITDA 1)

78,712

23.3%

58,604

21.7%

1) 経営側は、IFRSに基づいて決定されたそれぞれの場合において、営業利益(EBIT)に減価償却費を足し戻してEBITDA(金利・税金・償却前利益)を計算します。

営業活動による良好な正味現金
営業活動による正味現金は、2014年が5,370万CHFであったのに対し、2015年には7,470万CHFとなりました。前年に比べ39.1%の力強い成長が見られます。事業拡大と収益向上により、在庫水準と売上債権が増加しました。

表2:連結キャッシュフロー計算書(要約)

(単位:1,000スイスフラン)

201512月期通期

201412月期通期

営業活動による正味現金

74,659

53,686

投資活動による正味現金

-33,367

-65,400

財務活動に提供された/使用された正味現金

33,776

14,991

現金および現金同等物の純増加額

75,068

3,277

現金および現金同等物の期首残高

37,662

33,163

現金および現金同等物に対する為替レート変動の影響

-343

1,222

現金および現金同等物の期末残高

112,387

37,662

主な投資活動
資産計上された開発費への投資額は、2014年が2,070万であったのに対 し、2015年は2,700万CHFとなりました。さらなる機能の拡大のために、オフィス什器、機器、ツール、テスト・インフラストラクチャに840万 CHFを、ソフトウェア、知的財産権と技術の取得に約760万CHFを投資しました。

金融活動

2015年は 1,070万CHFの配当金を支払い、従業員株式オプション制度に関連する普通株式の発行による収入530万CHFを受け取りました。良好な市場環境から 利益を得て、将来的な経営の柔軟性を確保するために、2015年4月27日に期間6年で年利1.625%の6,000万CHFの社債を発行しました。

優れた財政状態

当 社は64.2%という自己資本比率の健全な貸借対照表を維持しています。2014年12月31日時点における現金、現金同等物、有価証券は5,940万 CHFであったのに対し、2015年12月31日時点では1億2,400万CHFとなりました。Lesswire社の資産を取得したにも関わらず、 EUR/CHFの為替レートの変動により、2015年はのれんが2014年の5,790万CHFから5,670万CHFに減少しました。これは、総資産が 14.7%低下したことになります。財政状態が良好であり、今後の展望が明るいことから、取締役会は配当を支払うことを年次総会で提案します。今年は1株 当たり1.90CHFに配当金を増加することが提案されています。これは、親会社に帰属する連結純利益の34.4%の配当率に当たります。

投資
2015 年の有形固定資産および無形資産への投資は、4,300万CHFに増加しました(2014年:3,370万CHF)。2015年の売上高と投資の比率は 12.7%で、前年から安定して推移しています(2014年:12.5%)。R&Dパイプラインの継続的な拡張とすべての製品カテゴリにおける開発プロ ジェクト数の増加に伴い、資産計上された開発費への投資は2,700万CHFに増加しました(2014年:2,070万CHF)。さらに、知的財産権に 590万CHF(2014年:460万CHF)を、ソフトウェアに160万CHFを投資しています(2014年:140万CHF)。

有形固定資産には840万CHF(2014年:700万CHF)を投資しました。総投資額の76.7%(2014年:75.3%)が新製品の開発に、総投資額の0.9%(2014年:2.1%)が設備拡大のために使用されています。

配当
取締役会は1株当たり1.90CHFの配当額を提案しています。これは、2016年4月26日にスイス、タルウィルで開催される年次総会で株主により票決されます。

表3:連結財政状態計算書(要約)

(単位:1,000スイスフラン)

201512月期通期

201412月期通期

資産

流動資産

 

 

現金および現金同等物

112,387

37,662

有価証券

11,659

21,730

売掛債権

43,790

38,842

その他の資産

51,933

54,862

流動資産合計

219,769

153,096

非流動資産

 

 

有形固定資産

14,708

14,836

のれん

56,716

57,903

無形資産

88,042

70,502

金融資産

678

584

繰延税金資産

6,930

4,826

非流動資産合計

167,074

148,651

資産合計

386,843

301,747

負債純資産

 

 

流動負債

55,405

70,860

非流動負債

83,117

18,011

負債合計

138,522

88,871

株主資本

 

 

資本金

6,053

5,930

資本剰余金

84,006

89,531

留保利益

158,262

117,415

親会社に帰属する純資産

248,321

212,876

負債純資産合計

386,843

301,747

展望
現 在、数十億に上るデバイスが相互接続されていることで、世界中の人々の仕事や遊び方、そしてエンターテイメントなど様々なものが変化しています。「真に重 要なモノのインターネット」を実現することで、ほんの数年前には想像もできなかった規模で私たちの生活を変化させることができます。近い将来、無人車が登 場するでしょう。しかしそれまでは、これまで以上に簡単、安全、かつ便利な運転を実現するために、多くのテレマティクス・デバイスが活躍することになりま す。自動車、コンテナ、船舶、および資産の管理と追跡においてより透明性を実現することができ、ビジネスのあらゆる側面により効率的かつ経済的に対処する ことができるようになります。メーカー企業は現場にある自社製品との通信が継続的に可能となることで、新たな方法で事業を行い、顧客との関係を統合するこ とができます。ユーブロックスは、変化のスピードを促進する新しい革新的なデバイスに投資を続け、成長を続けるグローバル市場における高速接続と無制限の クラウド・コンピューティング・アクセスの実現に取り組んでいきます。
 
当社は技術開発の最前線を走っているだけでなく、今後進むべき道 を作り、定義する業界規格の確立において重要な役割を果たしています。また、強固な顧客基盤を持つ当社には、将来的な成長を導く強固な基盤が備わっていま す。今年度、当社は5,600万CHF〜6,000万CHFのEBITで、3億9,500万CHF〜4億500万CHFの収益を達成することを目標として います。ここでは、不測の経済的逆境と予算計上された為替レートは除外しています(USD/CHF:0.97、EUR/CHF:1.08、GBP /CHF:1.42)。

また、取締役会は総会で、Soo Boon Koh氏を除く各メンバーの再選およびGina Domanig氏の選出を提案することを計画しています。

Gina Domanig氏の略歴
Gina Domanig氏は、財経学の理学士号(アリゾナ州立大学)および2つのMBA(サンダーバード国際経営大学院/米国、ESADEビジネススクール/スペ イン)を取得しています。2000年からEmerald Technology Ventures AGのマネージングパートナーを務めています。1991年から1999年の間に、Sulzer AGで様々な役職を歴任した後、戦略的計画・買収部門の統括担当、また上級副社長に就任しました。1988年から1991年には、金融業界で様々な役職を 経験しています。
Gina Domanig氏はスイス、米国、フランスの市民となり、また、スイスのDie Mobiliar Genossenschaftの取締役会に所属し、スイスのEnergy Venture Forumの会長を務めています。

詳細については、以下の2015年の年次報告書とプレゼンテーションスライドをご覧ください。
•    年次報告書(Web):https://report.u‑blox.com/ 
•    年次報告書(PDF):https://www.u‑blox.com/en/investor‑relations/reports 
•    プレゼンテーション:https://www.u‑blox.com/en/investor‑relations/presentations 

ユーブロックスについて
ス イスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けにワイヤレスと測位用半導体を提供するグローバルリーダーです。ユーブ ロックスのソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらにセルラーおよび近距離ネットワークでワイヤレス通信を行うこ とができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様がIoTの革 新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、ア ジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u‑blox.com/ja/をご覧ください。

最新情報は、LinkedIn、Twitter:@ubloxYouTubeFacebookGoogle+でもご覧いただけます。

本件に関するお問い合わせ先
ユーブロックス ジャパン株式会社
マーケティングアドミニストレーター
ミンキネン詩穂
E‑mail: shiho.minkkinen@u-blox.com

ユーブロックス ジャパン広報代理
ホフマン ジャパン株式会社
タレイ 恵望
TEL: 03‑5159‑5750
E‑mail: mtalay@hoffman.com